山口県阿武町で給付金が誤った金額のまま振り込まれてしまうという事件がおきています。
本来10万円が給付される予定が、誤って4630万円が給付されていたというのだから驚きです。
さらに、そのお金については返金できないということも大きな問題となっています。
今回はこの給付金を受け取った人物、さらには給付金の使い道などについて調べてみました。
阿武町で給付金4630万円が誤送金される
給付金が誤って4630万円も送金されてしまったという事件。
2022年4月22日に報道されていた記事ですが、その金額の大きさに驚く人も多くいました。
今回の概要についてまずは確認してみると。
もともと新型コロナ給付金として、1世帯あたり10万円が振り込まれる予定でした。
阿武町の463世帯に対して10万円ずつなので、全ての合計が4630万円。
その後1世帯あたり10万円ずつ振り込むデータも作成しており、そちらも金融機関にだしていたため、463世帯には10万円ずつ、1つの世帯には10万円+4630万円が送金されたようですね。
なぜ発覚したのかというと、金融機関が振込後に指摘したことのようですが。振り込む前に疑問に思わなかったのかなとも思いますが。
そしてすでに阿武町の職員は4630万円振り込んだ世帯に足を運び、直接面会をしたようですが・・
返還はできないとのこと。
阿武町給付金4630万円受け取ったのは誰?その使い道や返還できない理由とは
阿武町で4630万円の給付金を受け取った人物が誰かについては、一切情報がでていません。また何かわかり次第追記させていただきます。
どうやらこの男性は24歳で、すでに仕事を退職して現在所在不明となっているようですね。
5月12日時点でまだ返金する意思もないようですが。
公金の誤送金4,630万円を持ち逃げしている田口翔(24)さん、自治体から経緯と住所、氏名を公表される pic.twitter.com/NCSnMboVc7
— ゆっくりドットコム (@ch62547763) May 12, 2022
しかし、4月22日の報道では返還できないというコメントをだしています。
すでに入金した金は動かしている、元に戻せない、どうしようもない、罪は償います
引用:yahooニュース
お金はすでに動かしてしまって返還できないといこと。
しかし、実はこの世帯の人物、当初は返還する意向をみせていたんです。
2022年4月17日の読売新聞の記事では、
この世帯は返金に応じる意向を示しているという。
引用:読売新聞
つまり事件当初は返還する意向だったようです。
しかしその後返還できないということですから、この間にお金を動かしてしまったことになります。
阿武町のように給付金に関連した事件はある?
給付金に関する事件は最近も多く報道されていましたね。
しかしそのほとんどは給付金詐欺に関する事件。
例えば、2022年3月には元サッカー選手である丸山龍也さんが給付金詐欺で逮捕されていました。
男性会社員に個人事業主であるかのように装わせて、10万円の給付金をだましとった疑いで逮捕されていました。
また、2021年夏には経産省のキャリア官僚が給付金詐欺で逮捕されるという事件もおきていましたね。
桜井真容疑者と新井雄太郎容疑者は、「持続化給付金」や「家賃支援給付金」などの制度を利用して、あわせて1500万円以上もだまし取っていたようですから。
しかし、今回のように役所側のミスでご送金というのは、なんともお粗末な展開ですが。
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