統一教会というと世界中に信者がいる、とても大きな宗教法人。
1954年に韓国で創設されたものであり、すでに70年以上もの間活動をしています。
そのトップとなっているのが、現在14代目の田中富広氏。
いったいどんな人物なのか、その出身や国籍、経歴などについてまとめています。
田中富広が統一教会のトップ
統一教会のトップである田中富広氏。
2022年7月11日にマスコミの前で会見を行っていました。
メディアの報道で、安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者。その動機に関連している宗教が話題になっていたからですね。
山上徹也容疑者が安倍元首相を狙ったのは、母親の宗教が関わっているという報道がでていました。
そしてこの件について、現代ビジネスなどが名前をあげていたのが、統一教会。
今回の安倍元首相銃撃事件と統一教会の関連についてまとめてみると。
- 山上徹也の母親が統一教会に入信
- それにより苦しい生活を強いられ、山上容疑者が宗教団体に恨みをもつ
- 統一教会とつながりのある岸信介、安倍元首相に恨みをもつ
- 2022年7月7日の岡山演説で安倍元首相銃撃を画策→未遂
- 2022年7月8日の奈良市大和西大寺駅前で安倍元首相を演説中に銃撃
山上徹也容疑者の動機をたどるとでてきたのが、統一教会。
これにより統一教会に誹謗中傷などの電話が相次いだため、トップの田中富広氏が緊急会見を行っていたということです。
その田中富広氏の会見の内容をまとめると。
- 山上徹也容疑者は会員ではない
- 母親は会員で行事にも参加
- 献金については言及なし
山上徹也容疑者の母親は多くの金額を献金していたといいますが、これについては明かされませんでした。
そんな田中富広氏ですが、いったいどんな人物なのでしょうか。
田中富広は韓国人?国籍や出身
統一教会のトップである田中富広氏ですが、いったいどんな人物なのか。
まずはその背景を調べるにあたって、ネット上では韓国人じゃないかという説が浮上していたようですが。
また、顔が韓国人に似てるなどいう説もでていたようですが。
田中富広氏が韓国人で韓国籍かどうかは明確な情報がありません。
北海道の北広島市出身であることは判明しています。
しかしもともと韓国の宗教団体がいつ、なぜ日本にわたって広まってきたのかというと。
- 1964年に日本で宗教法人の認可をうけていた
- 1968年に岸信介氏らの協力により【国際勝共連合】を設立
これにより日本とのつながりが深くなり、信者も増えています。
そのため、今回山上徹也容疑者も『岸信介氏』にもともと恨みをもっていたといいます。
家庭を壊した団体を日本に招いたのが岸信介氏、その孫の安倍氏を狙った
山上徹也容疑者が統一教会を広めたとして、安倍元首相を狙っていたことも判明しています。
田中富広の経歴や学歴とは
田中富広氏の経歴や学歴といった部分についても確認してみると。
大学は北海学園大学の工学部建築学科を卒業しています。
偏差値は工学部だと41~55となっています。
北海道の札幌にある大学です。ちなみに大泉洋さんも通っていました。
大泉洋が実際に2浪して北海学園に入学しているという点でも秀逸 https://t.co/HmdE903YnC
— クソイルカ (@nihplod_dolphin) February 25, 2021
中学や高校の情報などはでていませんでしたが、おそらく北海道内の学校に通っていたものと思われます。
そしてその後いつ統一教会に入ったのかというと、1976年。
1956年生まれの田中富広氏ですから、20歳のときに統一教会に入っています。
そこからの統一教会での経歴についてもみてみると・・
- 1978年~1982年 全国大学原理研究会支部長
- 1982年~1989年 国際基督教学生協会幹事
- 1989年~1997年 調布教会教会長
- 1997年~2001年 統一教会青学部長
- 2001年~2013年 世界平和青年連合事務総長
- 2015年 統一教会副会長
- 2020年10月 世界平和統一家庭連合 第14代会長
会長になったのは2年前の2020年。
それまでは様々な活動を収め、着々と地位を築いてきたこともわかります。
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