沖縄県の県知事選挙が行われている中、演説中に銃弾の薬きょうを投げつけた女性がいたようです。
メディアではチョウ類研究者の女性ということで報じられていましたが、どうやら宮城秋乃さんだったようですね。
かねてから様々な活動をしている宮城さんですが、いったいどんな人物なのでしょうか。
こちらで現在までの活動や経歴についてもまとめてみました。
宮城秋乃(チョウ類研究家)が沖縄県知事選挙で銃弾を投げる
沖縄県知事選の演説中に、銃弾の薬きょうのようなものが投げつけられたという事件。
けが人などはいなかったようですが、投げつけられた薬きょうは県議や選挙カーに当たっていたようです。
場所は那覇市泉崎の県民広場でした。
当時現場では街頭演説が行われており、佐喜眞候補が演説を行っていました。
しかし途中でとある女性が銃弾の薬きょうを投げつけ、一時中断。
その場ですぐに取り押さえられたという事件でした。
そしてこの薬きょうを投げつけた女性というのが、チョウ類研究者の宮城秋乃さんという方。
安倍元首相の銃撃事件が起きてからまだ1か月ちょっとで、またしても選挙演説中の事件。
ではなぜチョウ類研究者の宮城さんが薬きょうを投げつけたのか、その理由についても調べてみると。
宮城秋乃(チョウ類研究家)とは誰で何者?経歴やその素性を確認
そんなチョウ類研究者の宮城秋乃さんとはどんな人物なのか、誰で何者なのかという部分についても調べてみると。。
宮城秋乃さんはもともと沖縄出身で、チョウや昆虫などの研究をしていました。
高校に関する情報はありませんでしたが、高校時代の恩師について語っている投稿がTwitterにありました。
高校時代の恩師・伊波義安先生の弟の敏男さんが、奥間川流域保護基金会報2021年9月18日号に #やんばる #世界自然遺産 の #米軍廃棄物 残留や、#沖縄県警 によるワタシの #強制捜査 等について書いてくださいました。@IUCN @UNESCO @OPP_bouhan @ModJapan_jp @Kankyo_jpn#沖縄 #世界遺産 #北部訓練場 pic.twitter.com/2A1uchA4Uc
— アキノ隊員 (@TaiinAKN64) September 21, 2021
調べてみるとこの伊波義安さんは沖縄県内の石川高等学校で教師をしていたことがあるそうです。
となると宮城秋乃さんも石川高校時代に会っていたのかもしれませんが。
大学などに関する情報は見当たりませんでしたが、沖縄県内の大学院大学で研究をしていたことは判明しています。学生時代からチョウの研究をしていたようです。
2011年には高江の昆虫などを調査し、新種のカニムシや希少なゴミムシなどを発見しています。
うるま市立海の文化資料館ブログで、5~6回に分けて「生物多様性ってなぁに?」を書いていきたいと思います。良かったらご覧くださいね!『生物多様性ってなぁに?(その1)』http://t.co/RO7Q4O775Y
— アキノ隊員 (@TaiinAKN64) January 17, 2014
また、日本鱗翅学会員としても活動をしていました。
日本鱗翅学会とは・・・鱗翅学研究の普及ならびにその発達を図り、会員相互の親睦協力を図ることを目的としている
引用:wikipedia
蝶や蛾が好きな人たちであれば誰でも入会できる学会であり、会員数は800人ほどいるようです。
そんな宮城秋乃さんですが、現在ではフリーランスの研究者としての活動、さらには沖縄の自然を守るための活動などに注力しています。
宮城秋乃(チョウ類研究家)は過去にも書類送検されていた
そんな宮城秋乃さんですが、調べると過去に書類送検されていたこともあります。
ではなぜそんな行動をしたのかというと。
その理由は米軍廃棄物の危険性について告発したことだったようです。
というのも、奄美大島や西表島が世界自然遺産に登録されそうという状況の中で、森林の中に米軍の廃棄物が大量にあることを訴えたかったようです。
「こんなものが、森の中にたくさん捨てられたままになっている。世界自然遺産になれるとは、とうてい思えない」
引用:論座
また、宮城秋乃さんが米軍訓練場の前に置いたものは、全て森林等で回収した米軍の廃棄物だったようです。
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