山梨県で開催されていた高校総体の競歩。
しかしその競技中に給水した選手が嘔吐するなどして途中棄権したという報道がありましたね。
その原因となったのは、給水に混入していたアルコールの消毒液。
大量に摂取すると危険なこのアルコール消毒液ですが、なんと競歩の競技選手に配布される給水の中に混入していたようです。
今回は競歩の給水で起きたアルコール混入についてまとめています。
競歩の給水でアルコール消毒液が混入
競歩の給水にアルコールが含まれていたことにより、選手が嘔吐するなどの症状で病院に搬送されていたようです。
事件が起きたのは2022年5月7日。山梨県甲府市にあるJITリサイクルインクスタジアムでは高校総体が開催されていました。
給水直後の選手が嘔吐したり、気分が悪くなるなどして競技を中断。
その後体調不良の原因が、給水に含まれていたアルコール消毒液によるものだと判明したようですね。
実はこの消毒液に使われているアルコールはエタノールが含まれているのですが、大量に摂取したり誤飲すると非常に危険なもの。
以前2020年11月には消毒液を飲んだロシア人7人が死亡し、2人がこん睡状態になるという事故がありました。
少量でも失明の危険性があるなど、非常に危険な液体。
それが選手の給水所に置かれていたのですから。
幸い選手は回復に向かっており、命に別状などはないようですが、その原因や理由が気になるところです。
競歩の給水でアルコール混入原因は何?故意や殺人未遂などの事件性は
アルコールが競歩の給水で混入した原因は、飲料水のペットボトルと同じ箱に入れて保管されていたことにより、運営側のミスと報じられています。
どうやら飲料水の2リットル入りのペットボトルと同じ箱に、アルコール消毒液のボトルが保管されていたようです。
しかしネット上では『故意では?』『殺人未遂では?』といったことが騒がれていたようです。
その理由について調べてみると。
・刺激臭で気が付くはず
アルコールが注がれた際に、においで判断できるのではという疑問が多く上がっていましたね。
通常ではありえないミスにより、故意、もしくは何らか事件なのではという疑惑が浮上していたようですね。
しかし報道では事件性があるといった内容は一切でていませんでしたし、警察が動いているなどの情報もでていませんでした。
となると運営側の体制や管理状態についての追及がはじまりそうですが。
競歩の給水のような事件はある?
給水での事件というと、2021年に開催された東京オリンピックが記憶に新しいですね。
マラソンの競技中に他の選手に給水させないため、わざと妨害する選手がいました。
後続の選手に水を飲ませないという卑劣な行為をしており、こちらも殺人未遂ではと話題になっていましたね。
しかし今回の競歩の給水は現場猫案件だともいわれていますね。
ちなみに現場猫案件とは・・
・あからさまに杜撰(ずさん)な現場の準備状態
・労働災害へまっしぐらの危険極まりない行動
・結果、重大な事故につながりかねない状況引用:ピクシブ百科事典
ラベルが貼っていない消毒液を、給水用の水と一緒に保管していたこと自体危険すぎるとして、その管理体制を問う声が多くみられました。
選手が無事だったからよかったものの、それではすまされない非常に危険な事件だと思います。
徹底的に管理体制について追及すべきですね。
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