ステルスオミクロン株とは何?感染力や特徴から症状や事例も調査

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次々と新たな変異株がでてくるコロナ。

デルタ株が収まったとおもいきや、今後は新たな変異株【オミクロン株】が大流行している状況です。

そんななか、新たにイギリスの研究者が発表していたのが『ステルスオミクロン株』という変異株。

いったいどんな特徴があり、感染力や症状はどのようなものなのでしょうか。

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ステルスオミクロン株とは何?イギリスで流行する変異株

デルタ株、オミクロン株と続いて、今度は新たに『ステルスオミクロン株』が出てきたようですね。

2022年1月24日の報道では、イギリスの科学者が『ステルスオミクロン株』について調査をすすめている内容の記事がありました。

すでにイギリス内で53件の事例がでており、デンマークなどでも多くの感染者がいるようです。

他にもフランスやインド、ノルウェーなどでも流行しているとのことで、新たな脅威として警戒が必要なのですが。

この名前を見ての通り、発見するのが難しいようです。

このステルスオミクロン株はPCR検査では他の変異株と区別することができないからです。

というのも、そもそもオミクロン株をどうやって判別するかというと。

・PCR検査をする
・遺伝子を確認して、特定の2つが該当すればオミクロン株
3つの特定の遺伝子を発見して、初めてコロナ感染が確認されます。
 
しかしオミクロン株の場合はこのうち特定の2つしか遺伝子がないため、他のコロナと区別することができました。
 
しかし、このステルスオミクロン株はこのような特性がないため、他の株と区別することが難しくなっています。
 
つまりなかなかステルスオミクロン株を断定するのが難しいため『ステルス』という名前がつけられているんですね。
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ステルスオミクロン株の感染力や特徴とは!症状やワクチンの効き目は?

そんなステルスオミクロン株の感染力や症状についてですが、現在研究が進められている途中です。

現時点までの情報はというと。

・ワクチンの効果は期待できる
・重症化しやすいかどうかはいまだ不明
・感染力がオミクロン株と同様かどうかも不明

デンマークの研究機関によればワクチンの効果は期待できるようですが、いまだに感染力や重症化についての情報はでていません。

しかし感染力という点ではすでに多くの国でも感染者が増加しているようで。

・イギリス
・デンマーク
・スウェーデン
・ノルウェー
・フランス
・インドなど

上記の国ではこのステルスオミクロン株が流行しているとの報告があります。

また、この話題は2021年12月時点ですでに海外のメディアで伝えられていました。

2021年にはオーストラリア、南アフリカ、カナダなどですでにステルスオミクロン株が発見されていました。

オミクロン株の場合、スパイクたんぱく質の遺伝子に突然変異が起き既存のPCR検査ではこの部分が陰性と出る。しかしオミクロン株BA.2は既存のオミクロン株と違いスパイクたんぱく質遺伝子検査でも陽性が出ている。既存の変異株と区分しにくい理由だ。こうした場合、オミクロン株の感染を把握するにはDNA塩基配列分析を経なければならない。引用:中央日報

しかし一方で韓国の浦項工科大学化学工学科では、ステルスオミクロン株も判別できる技術が開発されているようです。

ポハン(浦項)工科大学化学工学科のイ・ジョンウク教授は、ステルスオミクロン株を含むオミクロン株を短時間で判別できる技術を開発。引用:WOW KOREA

20分でオミクロン株かどうか判明でき、さらにはステルスオミクロン株も含めて判別が可能だそうです。

この方法が商用化されれば、ステルスオミクロン株についても判別が容易にできるようになりますが。

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ステルスオミクロン株は日本で感染事例がある?

そんなステルスオミクロン株ですが、まだ日本での感染事例は報告されていないようです。

しかし現時点において世界各国で感染者がでていることから、早かれ遅かれ日本での感染も発覚するとは思いますが。

 

デルタ株が落ち着いてきたと思いきや、今度はオミクロン株の影響でコロナ感染者数が大幅に増えている日本。

2022年1月18日には3万人以上の報告がありました。

18都道府県ではすでにまん延防止が再度適用されます。

コロナが落ち着くのはまだまだ先になりそうです。

先日はステルスオミクロン株ではなく、デルタクロン株の報道などが注目されていましたが、そちらはもう話題にされなくなってしまいましたね。
デルタクロン株の特徴や感染力がすごい?デマ説から日本の感染者情報とは

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